証明写真は合否に影響するのか？

ES（エントリーシート）や履歴書に添付する証明写真が書類選考に影響するか？という質問を受けることがよくありますが、少なからず影響はすると思っておいた方が良いでしょう。ES（エントリーシート）は面接前の書類選考ですので、内容も写真も「会ってみたい」と思わせるものを用意したいものです。

写真から読み取れる情報

人は初対面相手の好印象判断を言葉と外見と音声の3つで決めていて、最も重要視されるのが外見である！と履歴書作成のコツでもご紹介しました。ES（エントリーシート）の情報は文字（言葉）と写真（外見）だけで音声はありません。

このもっとも重要視される外見（証明写真）を誠心誠意準備してきたか、それとも適当に準備したのかは誰でも分かりますし、ましてや人を見るのが仕事である人事担当者からすれば一目瞭然でしょう。

写真から読み取れる情報としては「誠実」「清潔」「健康」があります。業界業種によってはさらに「美」や「容姿」もあるでしょうが、こちらはモデル業界や美容業界、マスコミやエアライン関係で、一般的なES（エントリーシート）で必要な写真は誠実、清潔、健康！これを表現できれば証明写真としての印象は大丈夫です。 　

第一印象は3秒で決まる

諸説ありますが、人の第一印象は3秒で決まると言われています。ましてや今回は写真ですのでじっくりと見られるわけですが、この証明写真で誠実、清潔、健康をどのように表現していけば良いのでしょうか？

ベストなのは、糊のきいたシャツを用意し、スーツを着こなし、フォトスタジオや写真館で撮影することです。フォトスタジオや写真館で撮影すると圧倒的に変わるのが誠実さや清潔感で、最も印象が左右される襟元のVゾーンをしっかりと補正し、襟足もスッキリとまとめてくれます。

これだけで誠実さの半分は表現できますので、男性女性問わず糊の効いたシャツをご準備いただき、できればスーツもサイズ感が丁度良いものを着てきてください。

メイク付きのプラン（男女問わず）を選ぶと健康的なイメージでメイクをしてくれので、日ごろの寝不足や顔に出てしまった不摂生をカバーしてくれます。 　

プロカメラマンに撮ってもらう最大のメリット

写真館やフォトスタジオ、またはDPEショップ（プリントショップ）など、機械ではなくカメラマンが撮影するケースはいくつか思いつくでしょう。

今や写真はだれもが綺麗に撮れる時代ですので、どこでも一緒なのでは？と思うかもしれませんが、毎日人の表情を観察して良いところ探してベストな１枚を撮影しているプロカメラマンがとる写真はやはり違います。

さらに、プロのカメラマンがいるスタジオにはヘアメイクのプロスタッフやトータルでお世話をしてくれるアシスタントやフォトエディターがいて、チームであなたのために好印象な証明写真を仕上げてくれます。

こうして出来上がったES（エントリーシート）用の証明写真なら間違いなく好印象なもので、内定や内々定に影響するかもしれませんね！